第13回(YSeye25号)
敵対的生成ネットワーク
第10回から12回はニューラルネットワークについて式を追って話をしました。数学に偏ったところもあり、少し堅苦しい雰囲気だったので、今回は敵対的生成ネットワークについて話をします。
第12回(YSeye24号)
ニューラルネットワークの基本形
前回は行列式について述べましたが覚えていますか?このような式でしたね。Y=AXとも表現することができ、Yは出力、Xは入力として考えることができます。Aは入力から出力に変換する係数です。今回もバイアスにあたるBは省略しています。今回はこの式を使って、NN(ニューラルネットワーク)の世界に少し足を踏み入れてみましょう。
第11回(YSeye23号)
ニューラルネットワークの式
前回はAIのニューラルネットワークや畳み込みニューラルネットワークで使われている数式について述べました。今回も引き続き数式に触れてみます。この式、見覚えありませんか?これは中学生の時に学んだことのある1次関数です。aを傾き、bを切片といい、xの値が変わるとyの値も変わっていく式です。ここで2入力1出力のニューラルネットワークを思い出してみましょう。図1のような形です。
第10回(YSeye22号)
ニューラルネットワークの計算式
前回は物体検出の話をしました。第8回目では「何が」、第9回目では「どこに」を認識することで、1枚の画像から様々な情報を知ることができる技術について述べました。この技術が応用され、自動車の自動運転につながっているようです。
第9回(YSeye21号)
物体検出
前回はAIの画像認識の入り口について話をしました。画像認識に深層学習が活用される背景について述べました。深層学習の様々なモデルによって画像中に「何が」あるかを予測できるようになり、人間の認識率を超えたことは驚くべきことです。
第8回(YSeye19号)
画像認識
前回はAIで手話を解析してコミュニケーションを広げる研究について紹介しました。その中であげた「画像認識」の入口について話しをします。「画像認識」とは画像内にどんな人や物があるかを認知する技術になります。例えば、りんごの写真を画像認識すれば、「なし」ではなく「りんご」と答えを出してくれることです。もっと言えば、「この位置」にりんごがある、と場所の指定までしてくれます。
第7回(YSeye18号)
AI×手話プロジェクト
前回は「音声認識」の言語の構造解析について話をしました。機械と会話できるって一昔前は夢のような技術でした。もちろん、第4回で話したチャットボットのような技術はありましたが、人間の話し言葉を確実に理解して、なめらかな会話を実現するまでには至りませんでした。機械と人の会話も重要ですが、人と人の会話も大切ですよね。
第6回(YSeye17号)
音声認識
前回は「RPA」について話をしました。これは仕事の分野で広がっている技術ですが、もっと身近なところで人間とコンピュータのやり取りがあります。何だか分かりますか?スマートスピーカといわれるものです。すでに広く認知されている商品だと思います。
第5回(YSeye16号)
RPA
前回は「チャットボット」について話をしました。実はチャットボットはRPAの一部とも言われています。ではRPAとはなんでしょう?RPAとはRobotic Process Automationの頭文字をとったもので、事務処理などを代行するソフトウエアロボットです。
第4回(YSeye15号)
チャットボット
前回は「機械学習」の方法のうち、回帰について話をしました。専門的な内容になってしまったので、今回は少し身近なところで話をします。みなさんは「チャットボット」いという言葉を聞いたことがありますか?これは造語で、チャットとボット(ロボット)を組み合わせた言葉といわれています。
第3回(YSeye14号)
機械学習(回帰)
前回は「機械学習」について話をしました。「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」の3つに分類することができ、AIが進化していくことが分かりました。今回は「機械学習」を実現するためにどんな方法があるのかについて紹介をします。
第2回(YSeye13号)
機械学習
AI入門2回目です。前回は注目されているAIの歴史を振り返りました。各時代にブームがあり、現在は第三次ブームということが分かりました。そして各ブームで多くの技術が発展してきました。これから各技術について説明したいと思いますが、今回はその技術の大まかな分類について話します。
第1回(YSeye12号)
AIの歴史
最近「AI」という言葉をよく耳にしますね。AIは人工知能であることを知っていると思います。人工知能の英語、Artificial Intelligenceの頭文字をとったものです。では人工知能って何でしょう?実は厳密な定義は存在していません。AIの研究者によって定義が異なります。しかし一般的には「コンピュータ上で人間の脳を模擬したもの」と考えられています。この考え方は昔から存在していました。アニメや映画に出てくるロボットが代表的なものです。