YSEでどのようなことを学んでいるのか、なぜYSEへの進学を決めたのか、今後の目標等を在学生にリアルに答えていただきました。
社会のインフラに貢献するプログラマに
AIサービス活用科(現:AI・データサイエンス科)
インフラを支えるプログラマを目指す学生に質問をしました。
AIサービス活用科(現:AI・データサイエンス科) 2年/Rさん(神奈川県立小田原東高等学校出身)
YSEのAIサービス活用科を選んだ理由を教えてください
もともと中学校の時にプログラミングを勉強してIT業界に興味をもちました。当時、会話を学習して友達みたいにおしゃべりができるAIがあり、架空の友達がいるのがいいなと思いました。そうした経験からAIに興味をもち、AIを勉強してみたかったので神奈川県内でAIが学べる学校を探し、その中でも校風が自分に合うと感じたこの学校を選びました。
AIサービス活用科で何を勉強していますか?
機械学習のオープンソースソフトウェアの利用方法やサーバの立ち上げに関する技術を学んでいます。今は2月の卒業制作発表会、YSEフェスタに向けて卒業制作をしています。
AIサービス活用科の魅力を教えてください
AIの基礎・仕組みから学習できるところです。
1年生の時から普通の授業に加えて、AIの基礎・ニューラルネットワークの知識も勉強します。2年生でさらにAIの仕組みやAIの歴史も勉強します。2年生後半では、卒業制作で自分でAIを使ってみたり、ニューラルネットワークを組んだり、実際にAIに携わる機会が増えるのでAIに興味がある人は天国だと思います。
1番面白い授業は何ですか?
卒業制作の作業時間が一番楽しいです。今まで学んだ知識を活かせるのが楽しいです。
卒業制作物を教えてください
こけし型AIスピーカー「YoSiE(よしえ)」の開発です。チーム内で満場一致でAIスピーカーになりました。今はAIのトレーニングデータを作成し調整しています。トレーニングデータ量が膨大なのでひたすら入力しています(汗)学習用データを作り学習させて精度を上げています。
こけしにラズベリーパイ(シングルボードコンピュータ)を埋め込むので、こけし本体は既製品か一から作り出すかは…まだ未定です。
AIスピーカー(スマートスピーカ)
スマートスピーカの基本の技術は「音声認識」で、人の音声をコンピュータが認識する技術です。音声認識は人が話した言葉を認知することと、認知した言葉から意味を捉えることの2つから成っています。前者はコンピュータ上で文字列を作成する技術、後者は文字列から内容を読み取る技術が必要になってきます。近年のAIの発展とともに後者の内容を読み取る技術が急速に進歩しました。(AI入門 第6回 音声認識 より)
学校生活でテンションが上がる瞬間を教えてください
期末テストが終わった瞬間です(笑)やはりテスト中は、とても気を張るので期末テストの科目がすべて終わった時は、解放感ですごくテンションがあがります。
今、仲間内で流行っていることは何ですか?
うちのクラスで数名ですが、ウマ娘プリティーダービーというゲームが流行っています。ウマ娘の派生でテレビでリアルな競馬中継を観る時もあります(笑)
高校時代と比べて変わったことはありますか?
自分が専攻している学科のニュースを気にするようになりました。その中でも自分が興味を持ったのは画像生成のAIでこの世に存在しない猫の写真をつくるというAIに大変興味を持っています。
横浜システム工学院専門学校の良いところを教えてください
就職活動のサポートがとてもしっかりしており、安心して就職活動に取り組むことができます。僕もそのおかげで今年の4月早々に就職の内定をとることができました。就職サポート担当の先生がいるキャリアセンターに行き、担当の先生方と面談をして自分に合いそうな会社を紹介してもらったり、面接などの対策をマンツーマンで教えてもらうことができます。
資格取得に向けてどのように勉強していますか?
高校生の時は、ITパスポートの取得を目指して勉強していました。今では基本情報技術者試験の取得を目指して日々勉強を頑張っています。
将来の夢は何ですか?
プログラマとして働きたいです。数年経ってもそのプログラミングを極めて社会のインフラに係る病院や銀行などにおろすシステムに関わりたいと思っています。目標に向かって、いろいろ経験を積んでステップアップしたいです。
同分野を志す高校生へのメッセージをお願いします!
プログラミングをやったことがなくてもITに関する知識がなくてもITの専門家に育ててくれる学校だと思います。ITに興味があったらこの学校で勉強してプロを目指すのもいいと思います。
※2021年11月取材
AIサービス活用科(現:AI・データサイエンス科)
AI・ITの基礎から実践まで学び、即戦力となる人材を育成します。
AIを取り扱うIT業界でプログラマやデータ分析エンジニアとして活躍できるように、AIの機能を実現するプログラムを制作するためのスキルやデータ分析スキルを身につけます。そのために、1年次には国家資格である基本情報技術者試験の学修を通じてITの基本を理解しながら、プログラミングやデータ分析ができるようになります。2年次には、産学連携によるAIを活用した課題制作にチャレンジし、職業実践的なITスキルを身につけます。