令和2年1月26日(水)「第31回 外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」(主催:一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会横浜支部)が、神奈川県立音楽堂において開催されました。
今回は神奈川県内の12校より12カ国の留学生32名(19名)が参加しました。
本校代表として、校内スピーチコンテストの午前・午後の部でそれぞれ最優秀賞を受賞したグローバルITビジネス科1年生が2名参加しました。
ネパール出身のダンゴル ビカスくんは「留学生の不安と希望」というテーマで、スピーチしました。
多くの留学生は夢をもって日本に来るが、経済的、心理的不安をかかえて苦しんでいる人がたくさんいることを問題ととらえ、日本語力の問題はあるが、まわりの人々とコミュニケーションをとったり、好きなことを楽しんだりして、ストレスを軽減することが大切であり、それが夢をかなえることにつながると話しました。
今同じ悩みを抱えている留学生が、ビカスくんの話を聞いて、楽しい留学生活を送ってほしいですね。
一方、ベトナム出身のグェン ティ ホン チャンさんは、「愛を残すこと」というテーマで、スピーチしてくれました。
世界のニュースに目を向け、温暖化を抑えるために一人ひとりができることを紹介し、みんなの力で将来に地球の自然を残しましょうと呼びかけました。
温暖化は地球規模の大きな問題ですが、1人ずつ意識が変わってくれば、やがて大きな効果となります。ぜひみなさんも将来の世代のため、新しい取り組みを始めてみましょう。
厳正なる審査の結果、ビカスくんが「神奈川県専修学校各種学校協会会長賞」を受賞しました。ビカスくんは「まさかいただけるとは思っていませんでした。練習につきあってくださった先生方のお陰です。とてもうれしいです」喜んでいました。
入賞のチャンさんは、「みんな素晴らしいスピーチだったので驚きました。緊張せず全力を尽くせたので、とてもいい経験ができました。」と笑顔で語ってくれました。
スピーチコンテスト終了後は、他校の出場者たちとの交流を深め、これからもっとがんばろうと励みになりました。
日本で様々な目標に向って勉学に励む留学生仲間として、お互いに笑顔で努力を労い、それがまた勇気となり、自信となり、日本文化や日本語に対する更なる熱意が注がれることとなるでしょう。
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