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日本のモノづくりの強さを知る!「森永製菓 鶴見工場」見学

2017年7月7日(金)課外授業「森永製菓鶴見工場見学」
平成29年7月7日(金)、留学生に日本のモノづくりの強さを知ってもらうため、森永製菓鶴見工場に行ってきました。森永製菓は、日本でも有数のチョコレートなどを製造する工場です。日本の先進的な製造現場を見られるということに、学生たちは始まる前からそわそわして落ち着かない様子でした。
見学前、学生たちは様々な記念写真用アイテムを使って写真を撮っていました。見学者に対しても、おもてなしの気持ちを忘れない森永の応対に、早速、学生たちは心をつかまれていたようです。

 

 

 最初に、スライドによる「工場の紹介」と「お菓子製造工程の説明」がありました。
学生たちは分かりやすい説明に「なるほど」と、うなずきながら、とても興味深そうにお菓子が作られる工程を見ていました。
知っているお菓子の製造シーンが現れると「食べたことがある!」と指をさして、身近な製品が造られる映像にとても喜んでいました。普段見られない身近な商品が作られる映像が、とても面白かったようです。

 

 

 つづいて、お菓子製造工場の見学です。ガイドさんから「このタンクで作られるチョコレートは400トン、1人で食べるには100年くらいかかります」と説明があると「すごい!」「無理だ!」などの声が聞こえてきました。
ここで毎日作られることを考えると、1年間にいったいどれくらいの量のチョコレートが作られるのか、まったく想像がつきません。

 

 

「ハイチュー」「小枝」の製造現場を見学するには、靴の土を払う装置で土を落として、次にエアシャワールームで体のチリを落とし、最後に両手を消毒する必要があります。学生たちはこれから宇宙に出かけるような装置に入り「足がこそばゆい」「風が気持ちいい」など楽しそうに感想を言っていました。体をきれいにする設備を実際に体験して、日本の工場の清潔感を、身を持って感じることができました。「これなら安心だね」と言いながら、工場の中を進んでいきました。

 

 

 工場の生産ラインは、そのほとんどが自動化され、働いている人は一箇所に1人~2人しかいません。「私も働けますか」という学生の質問にガイドさんは「外国の方も働いているみたいですので、みなさんも働けると思いますよ」と答えてくれました。
学生たちは、やる気が出てきた様子です。がんばって就職目指そう!
途中で、出来立てのお菓子を試食させてもらいました。チョコレートの原料カカオを加工前のものを食べましたが、とっても苦くて、みんな渋い顔を見せていました。その後、甘いチョコレートをいただき、お口直ししました。
 

見学が終わり、お土産を受取って、最後に記念写真「ハイポーズ!」
【午前】

 

 

【午後】

 

 

工場内には「お菓子の売店」があって、学生たちはお土産を買っていきました。

 

 

学生たちは、身近な食べ物の製造工程を見て、その繊細な作り方や高度な技術を目にし、とても驚いていたようです。
日本のお菓子の文化と製造技術を学ぶことができて、学生たちは満足している様子でした。
留学生の母国にもお菓子の工場があるとのことでしたが、日本の生産ラインの効率性、安全性、品質性の高さには、まだまだ至っていない様子。日本の技術にとても感心していました。ここで、働きたいという学生も沢山いました。
今後、留学生の母国にも森永製菓の工場ができるかもしれませんね。
学生のみなさん、おつかれさまでした。
ご案内いただきました森永製菓工場見学スタッフの皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。

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