平成28年5月25日( 水 )
野村総合研究所で「IT戦略体験プログラム」を体験学習してきました。
会場は東京駅そばの「丸の内北口ビル」。
日本初の民間シンクタンクとして世界で活躍している野村総合研究所の本社ビルです。
ITエンジニアが企業活動をどのように支援できるのか。
情報システムを構築するとは、どんなことなのか。
ふだん見ることのできないITエンジニアの仕事を体験しました。
「IT戦略体験プログラム」では、4,5人ずつグループに分かれて
仮想のコンビニチェーンの業績を競う形で研修が行われました。
研修のミッションは、仮想のコンビニチェーン「NORIマート」の業績を
情報システムの導入によって改善する、というものでした。
情報を分析して選択肢を検討し、限られた予算と時間の中で戦略を決定し、評価を受けます。
ふだん学校で勉強している「コンピュータの知識」や
「プログラミング技術」は出てきません。
それどころか「経営者やお客様のアンケート結果」から方針を立て、
それに従って、かつ予算の範囲内で、導入すべき情報システムを決定しなくてはなりません。
さらには、天気予報データから翌日の発注内容を決定する、というタスクもありました。
しかも、ひとつの意思決定をするのに「2分」しか与えられない事もありました。
なかなか厳しい、、、でもどのグループも知恵を出し合い、
それぞれのプランを決定していました。
最終的に、各プランの得点が発表され、グループ毎に出来栄えが明らかになりました。
アルバイトの経験を意思決定に役立てたグループがあるかと思えば
短時間での意思決定に手こずったグループもあり、状況・結果は様々でした。
しかし、初めての「情報システム導入プラン」策定体験は、充実した研修になりました。
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