情報システム科1年の校外学習で、5月22日(金)に『野村総合研究所 丸の内総合センター』を訪問しました。
「情報システムとは何か?」、「システムエンジニアの仕事は?」についての理解を深めることが今回の目的で、訪問先で学生たちを待ち受けていたのは、システムエンジニアの仕事を仮想体験するグループワークでした。内容は、架空のコンビニエンスストアの業績を上げるため、関係する人たちから得られた様々な情報をもとにして、限られた予算内でどのようなシステムを構築し、業績を上げた度合をグループ(3~4人)ごとに競い合うというゲーム形式。
学生たちは、グループの中でいろいろな意見をぶつけ合いながらシステムを構築し、そのシステムを動かした結果で得られた情報を頼りに、適切な発注量を決めるなど、様々な課題に挑戦しました。その結果、9グループ中2グループが同点1位となり、1位グループの学生たちの得点は、今回のゲームで設定されたスコアの最優秀レベルに1歩届かずという惜しい内容でした。
最後は、「情報システムを構築するためにかかる時間は?」、「情報システムの構築に関わる人数は?」などの質問を講師の方に回答していただき、約2時間の校外学習は、あっという間に終了となりました。
情報システム科では、授業の中に「グループワーク」が取り入れられており、1年生も入学直後から、様々な課題を自分たちでクリアするということを、ほぼ毎日続けてきました。今回は学外という場所での取り組みとなりましたが、いつも教室で見ているとおりの様子が見受けられ、1年生たちは1つ階段を上がったのではと感じました。
また、今回の校外学習に参加した学生たちの感想の中には、「よりSEの仕事がしたくなった」、「働いてみたいと思う会社のイメージがわいてきた」などがあり、自分の将来を考える上で貴重な経験になったようです。この経験を活かして、これからも勉強やコンテスト、1年後の就活に向けて頑張って欲しいと思います。
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