情報処理学会組込みシステム研究会のESSロボットチャレンジ:スマートモバイルロボットコンテストが、2014年8月18日(月)と8月19日(火)に日本科学未来館で開催されました。
<結果>
コンパルソリ部門・・・基本の規定動作の正確性を競う競技
優勝 YSE-RoboChale2014 横浜システム工学院専門学校(2連覇)
準優勝 WHC東海大学
3位 HCU広島大学。
ベーシック部門・・・コースエリアのマップを描く競技
優勝 Ispd and Wisp九州大学
準優勝 YSE-RoboChale2014 横浜システム工学院専門学校
3位 芝浦Navi、WHC東海大学
<出場10チーム>
1)Ispd and Wisp九州大学
2)Miw研 徳島大学
3)YSE-RoboChale2014 横浜システム工学院専門学校
4)綾鷹 東京電機大学紫合研
5)芝浦Navi 芝浦工業大学
6)電大ロボメカ 東京電機大学汐月研
7)HCU 広島市立大学
8)もっくん 関東学院大学
9)ふわっと東京都市大学
10)WHC 東海大学
<競技振り返り>
YSEの青いTシャツは、ワールドカップのブラジルイエローやオランダオレンジのようだと誰かが言っていました。去年はそんなに意識しなかったけど、今年はYSEブルーが重たい。名前負けしないように頑張ろう。
このプレッシャーを楽しんしまおう。会場での最初の試走ではメタメタでも冷静に外部環境に合わせ外部環境を味方にし、「どうしようモード」から「行ける」モードに切り替われる。それだけの力はついている。
競技は2部門
コンパルソリ部門は、
掃除機ロボット(i-Robot Create)の基本性能をフルにコントロールして発揮させられるか、が問われる競技で、
直進性能、回転性能、が小数点以下の精度で求められます。そのうえで、5m走行してドッキングステーション
を見つけ、自分でドックインする性能を競います。
観客席↑ 角度のずれは2.0度↑ 見事ドックイン↑
回転性能では初期位置からのずれ2.0度は参加チームの中でNO.1の記録でした。ドッキングステーションへの
ドック入りも最短時間で2回連続で決めたときには会場から「オーッ」という歓声が上がりました。
ロボットをまっすぐに走らせるということは簡単なようで実はとても難しい。ハードウエアは走らせると必ず曲がります。そこで、ソフトウエア(プログラム)で、走りながらまっすぐからのずれを検知して、補正させていくわけです。ロボットの回転も、左右に何回転かして、元に戻ると、たいていは元の位置からずれてしまいます。それをできるだけ初期位置に戻れるように、ハードウエアの性能をソフトウエアで引き出してやるわけです。
ベーシック部門は、
超音波センサーを使いながら、4m×4mくらいの平行四辺形エリアを走行して、障害物やドッキングステーシ
ョンの位置を、ロボットが自分で測定して地図を作り、そのうえで、最後にドックインする競技です。描かれた
競技フィールドの地図の可視化や正確さが競われます。
競技フィールド↑ 走りながら地図作成↑ できあがった地図↑
チームYSE_RoboChale2014は、コンパルソリ部門の2連覇を含めて、2部門で入賞しました。
コンパルソリ部門:優勝(2連覇)↓ ベーシック部門:準優勝です↓
昨年は、Kobukiという開発ロボットでしたが、今年はi-Robot Createという開発ロボットを使いました。新しいハードウエアに対して、ソフトウエアも一から開発していきました。地道にひとつひとつ課題をクリアしていく作業は、なかなか長い道のりでした。途中でイヤになってしまうこともありましたが、やり通してよかった。
山登りと同じで、踏み越えてきた山道の分だけ、つらいこともいやなこともありましたが、その分だけ最後に見える景色が別世界のものでした。やはり、やってよかった。今はこの思いでいっぱいです。
YSE-課題挑戦型プロジェクト教育は、楽しそう、面白そうから始まって、途中では、何でこうなるの・・・谷底に落ち込むような経験を経て、最後に成果を達成してメデタシメデタシ。気が付けば、大きく成長した自分がいました。
この経験を、9/10の学科間交流発表会で発表します。そして、自分のやってきたことを振り返り、まとめて、10月のデモ&プレゼンテーションで発表し、後輩にタスキを渡します・・・気分は箱根駅伝です。
さてさて、7/31に終わったロボコン合宿の成果が、まずは出ました。
次は9/13に行われるETロボコン南関東大会がありますが、こちらも実はすでに、8/15にモデルの締め切りがあり、ロボコン合宿から続けてきたモデルを仕上げて提出し、すでにひと山越えています。今は8/30の試走会2へ向けた追い込み中。
今週には、他地区のチームの方々が参考にしたいと勉強に来られます。僕達が他所から目標にされたり教える立場になったり、高校時代や1年前には想像もできませんでした。いつのまにか、それだけ力が付いたってことか。
専門学校生が大学生や大学院生に教える・・・そう、具体的なことについては、専門学校生は、大学生・大学院生に決して引けを取らないどころか優っていることもあるんです。
こんな経験ができ、自分に自信が持てるようになりました。
YSE横浜システム工学院専門学校に来なければ、決してできない経験でした。
来てよかった・・・しみじみそう思います。
<結果>
コンパルソリ部門・・・基本の規定動作の正確性を競う競技
優勝 YSE-RoboChale2014 横浜システム工学院専門学校(2連覇)
準優勝 WHC東海大学
3位 HCU広島大学。
ベーシック部門・・・コースエリアのマップを描く競技
優勝 Ispd and Wisp九州大学
準優勝 YSE-RoboChale2014 横浜システム工学院専門学校
3位 芝浦Navi、WHC東海大学
<出場10チーム>
1)Ispd and Wisp九州大学
2)Miw研 徳島大学
3)YSE-RoboChale2014 横浜システム工学院専門学校
4)綾鷹 東京電機大学紫合研
5)芝浦Navi 芝浦工業大学
6)電大ロボメカ 東京電機大学汐月研
7)HCU 広島市立大学
8)もっくん 関東学院大学
9)ふわっと東京都市大学
10)WHC 東海大学
<競技振り返り>
YSEの青いTシャツは、ワールドカップのブラジルイエローやオランダオレンジのようだと誰かが言っていました。去年はそんなに意識しなかったけど、今年はYSEブルーが重たい。名前負けしないように頑張ろう。
このプレッシャーを楽しんしまおう。会場での最初の試走ではメタメタでも冷静に外部環境に合わせ外部環境を味方にし、「どうしようモード」から「行ける」モードに切り替われる。それだけの力はついている。
競技は2部門
コンパルソリ部門は、
掃除機ロボット(i-Robot Create)の基本性能をフルにコントロールして発揮させられるか、が問われる競技で、
直進性能、回転性能、が小数点以下の精度で求められます。そのうえで、5m走行してドッキングステーション
を見つけ、自分でドックインする性能を競います。
観客席↑ 角度のずれは2.0度↑ 見事ドックイン↑
回転性能では初期位置からのずれ2.0度は参加チームの中でNO.1の記録でした。ドッキングステーションへの
ドック入りも最短時間で2回連続で決めたときには会場から「オーッ」という歓声が上がりました。
ロボットをまっすぐに走らせるということは簡単なようで実はとても難しい。ハードウエアは走らせると必ず曲がります。そこで、ソフトウエア(プログラム)で、走りながらまっすぐからのずれを検知して、補正させていくわけです。ロボットの回転も、左右に何回転かして、元に戻ると、たいていは元の位置からずれてしまいます。それをできるだけ初期位置に戻れるように、ハードウエアの性能をソフトウエアで引き出してやるわけです。
ベーシック部門は、
超音波センサーを使いながら、4m×4mくらいの平行四辺形エリアを走行して、障害物やドッキングステーシ
ョンの位置を、ロボットが自分で測定して地図を作り、そのうえで、最後にドックインする競技です。描かれた
競技フィールドの地図の可視化や正確さが競われます。
競技フィールド↑ 走りながら地図作成↑ できあがった地図↑
チームYSE_RoboChale2014は、コンパルソリ部門の2連覇を含めて、2部門で入賞しました。
コンパルソリ部門:優勝(2連覇)↓ ベーシック部門:準優勝です↓
昨年は、Kobukiという開発ロボットでしたが、今年はi-Robot Createという開発ロボットを使いました。新しいハードウエアに対して、ソフトウエアも一から開発していきました。地道にひとつひとつ課題をクリアしていく作業は、なかなか長い道のりでした。途中でイヤになってしまうこともありましたが、やり通してよかった。
山登りと同じで、踏み越えてきた山道の分だけ、つらいこともいやなこともありましたが、その分だけ最後に見える景色が別世界のものでした。やはり、やってよかった。今はこの思いでいっぱいです。
YSE-課題挑戦型プロジェクト教育は、楽しそう、面白そうから始まって、途中では、何でこうなるの・・・谷底に落ち込むような経験を経て、最後に成果を達成してメデタシメデタシ。気が付けば、大きく成長した自分がいました。
この経験を、9/10の学科間交流発表会で発表します。そして、自分のやってきたことを振り返り、まとめて、10月のデモ&プレゼンテーションで発表し、後輩にタスキを渡します・・・気分は箱根駅伝です。
さてさて、7/31に終わったロボコン合宿の成果が、まずは出ました。
次は9/13に行われるETロボコン南関東大会がありますが、こちらも実はすでに、8/15にモデルの締め切りがあり、ロボコン合宿から続けてきたモデルを仕上げて提出し、すでにひと山越えています。今は8/30の試走会2へ向けた追い込み中。
今週には、他地区のチームの方々が参考にしたいと勉強に来られます。僕達が他所から目標にされたり教える立場になったり、高校時代や1年前には想像もできませんでした。いつのまにか、それだけ力が付いたってことか。
専門学校生が大学生や大学院生に教える・・・そう、具体的なことについては、専門学校生は、大学生・大学院生に決して引けを取らないどころか優っていることもあるんです。
こんな経験ができ、自分に自信が持てるようになりました。
YSE横浜システム工学院専門学校に来なければ、決してできない経験でした。
来てよかった・・・しみじみそう思います。
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