平成26年1月9日(木)、日清オイリオグループ横浜磯子事業場へ見学に行きました。こちらの工場は、日本最大級の製油工場です。1963年に工場ができ、実に1000種類もの製品をつくっています。油脂・油糧事業だけにとどまらず、加工油脂、ヘルシーフーズ、大豆食品、医薬品・化粧品まで、お客様の視点に立ち、ユーザーニーズに応えていこうという形で稼働しています。
まず、資料とビデオによる学習です。日清オイリオの日本国内の生産4拠点、高品質の製品提供、原材料は世界各地から運ばれてきていること、原料から製品ができるまでの工程、マーケットの展開、環境への取組みについて、大変分かりやすい説明でした。植物油を使っている学生は多く、とても真剣に話を聞いています。
つづいて、バスにのって、工場内見学です。運良く大型貨物船の入港を見ることができて、学生たちは大喜び。「あんなに大きな船は見たことがないです。」「あの船に原材料はどのくらいありますか?」「どのくらい時間をかけて工場に入りますか?」「どのくらいの時間をかけて日本にやってきたのですか?」と質問がどんどん出てきます。案内係の方も嬉しそうに答えてくれました。(残念ながら写真撮影は禁止です。)
次に、作業工程の見学です。食用油の充填からラベルの貼り付け、段ボールに詰める作業を見学しましたが、ここでも、学生たちは驚きの連続です。「1分間に200本を充填しているんですか!」「あのキャップやラベルはどこから運ばれるのですか?」「最後は人間の目で確認するのは大変ですね。」「段ボールへうまく運ばれていてすごいです。」学生たちもラベルチェックをがんばってやろうとしていましたが、「先生、5分もちません・・・。」
(残念ながらここも写真撮影は禁止です。)
最後にギャラリー見学をしました。みんなが普段使っている油や、自分たちの国で使われている油について、案内係の方と話をしている姿を見て、2年生になって成長したなと実感できました。
こんな植物油があるんだね。 これは私たちもよく使っています。
あっ、中国の字で商品名が書いてある。 製油の工程を復習中です。
ピーナツ油は作っていないのですか? いただいたおみやげです。
授業で勉強していることも出てきたね。 今日は油を使って料理しよう!
自分たちの生活に欠かせない植物油について、しっかり学べたようです。製品を作ることだけではなく、工場内では自家発電を行っていること、工場のオートメーション化が目に見えて分かること、新しい分野にもチャレンジしていることなど、たくさんの驚きをおみやげと一緒に持ち帰った学生たちでした。
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