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2010修学旅行に行ってきました!






 12月6日(月)~9日(木)の3泊4日で修学旅行(道南・道央)を実施しました。
羽田-千歳・旭川ー羽田は飛行機で、北海道内は観光バスで移動です。
たえず小雪降る中での旅行でしたが、参加者37名(引率3名)は冬の北国を満喫しました。








12月6日(月)
 9:15羽田空港集合でしたが、参加者全員が搭乗時刻に余裕をもって集合して、10:15発のJAL517便で北海道・新千歳空港へ出発しました。
 新千歳空港からは、途中で昼食をとって白老町まで貸切バスで移動しました。白老町は「白老ポロトコタン」で有名なアイヌ民俗村のある街です。ここでは「コロポックル」という工房で木彫体験をしました。
 木彫体験は、幅20cm、高さ10cm程度の熊の木彫りでした。全体説明ののち作業に入り、早々と作業を終らせた者、時間ぎりぎりまで熱心に彫刻刀で彫る者など様々ですが、それぞれが自分の作品を作り上げました。
 木彫体験が終わり、1泊目の宿泊地登別温泉に向かいました。高速道路を下りると、高さ18mもある大きな赤鬼像が出迎えてくれました。この日泊った「登別グランドホテル」は、登別温泉の中でも老舗の宿で、皇族も宿泊したことがある気品あふれる宿で、学生たちもここの温泉には満足そうでした。








12月7日(火)
 9:00に登別温泉を出発しました。この日は、洞爺湖、ニセコを経由して小樽までの行程でした。
 途中、余市で昼食とニッカウヰスキー蒸溜所見学をしました。余市の気候がウイスキーの本場スコットランドに似ていたため、この地に蒸溜所を建てたそうで、以来70年間も稼働し、余市蒸溜所のキルン塔(第一乾燥塔)をはじめとする建造物9棟は、登録有形文化財(建造物)に認定されているそうです。

 ガイドさんに案内されて、ウイスキーの蒸溜工程や貯蔵(熟成)の方法、歴史などの説明を聴きながら場内を見学しました。移動で建物の外に出ると、雪がときおり激しく降っていました。
 蒸溜所見学の最後には、ウイスキー原酒(樽から取り出した状態)の試飲コーナーがありました。20歳未満の者にはジュースの試飲もでき、それぞれが思い思いに喉を潤していました。
 昼食と蒸溜所見学が終わると、この日の宿泊地小樽までは小一時間でした。早めのチェックインで、小樽市街を散策する時間もありました。夕食は街中の「小樽運河食堂」でバイキングでした。寿司に焼き肉、ラーメン、最後はしっかりスイーツとアイスクリームで締め、大満足の夕食となりました。














12月8日(水)
 この日はガラス吹き体験を行い、小樽市街自由行動の後、札幌へ移動しました。
 ガラス吹き体験では、小樽市街地にある工房と小樽郊外の朝里川温泉にある工房の2か所に分かれての体験となりました。
朝里川温泉の工房へはバスで移動するため、8:30にホテルを出発しました。
 ガラス工房は意外と狭く、一人ずつ順番にタンブラーの制作を行いました。最初は1300°~1400°という高温の炉で溶かされたガラスを”吹き竿”という道具で吹いて球体にします。そして次は、”ハシ”という道具を使用して球体にあけられた穴を拡げてタンブラーの形に成型します。
 初めての経験に最初は緊張と戸惑いがありましたが、作業を進めるに従って慣れ、思い通りの作品ができたようです。





 札幌での宿泊は「札幌グランドホテル」でした。北海道庁からすぐの場所で、旧北海道庁舎前で記念撮影をした後、ホテルにチェックインしました。この日の夕食は自由です。「札幌ラーメン」を求めて、札幌市街へと外出したようでした。






12月9日(木)
 いよいよ修学旅行の最終日となりました。「旭山動物園」を見学した後、旭川空港から羽田空港へと帰りました。
 ホテルを出発後、道央自動車道で一路旭川へ。日本一寒いといわれる地域で、日中にもかかわらず摂氏零度前後という気温でした。
 一時は閉園にまで追い込まれながら、行動展示という斬新な工夫を凝らした「北極熊館」「あざらし館」「ペンギン館」などでよみがえり、年間入場者数が26万人から300万人を超えるまでになった人気の動物園を堪能していたようでした。








 15:00に出発し、旭川空港へ。旭山動物園から30~40分程度で着きました。
 18:40予定時刻に羽田空港に到着、荷物を受け取り19:00解散。無事、修学旅行を終了しました。
 修学旅行の3泊4日の間、イベントの意義を理解して参加者が節度ある行動をとることで、全員が十分に楽しんで良い思い出作りをすることができました。

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