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第29回外国人留学生による日本語スピーチコンテスト

神奈川県専修学校各種学校協会横浜支部長賞 受賞
「第29回外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」

 

平成30年1月24日(水)「第29回 外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」及び「第4回外国人留学生による日本語KARAOKE決勝大会」(主催:一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会横浜支部)が、神奈川県青少年センター(横浜市西区)において開催されました。
12校より12カ国の留学生32名(内スピーチ18名、カラオケ14名)が参加しました。

 

本校からは、スピーチコンテストにグローバルITビジネス科1年生が2名参加し、学院長も駆けつけてくださいました。
 

 【スピーチコンテスト】

 

 

魏鍵さん(中国)は「二次元文化」というテーマで、スピーチしました。
二次元文化とは日本のアニメや漫画の文化のことであり、おたくと呼ばれる人だけが楽しんでいた二次元文化が、世界に広まって一般的になっていく文化の姿を説き、今後はそんな日本文化を世界へ発信し、共有していきたいと話していました。

今後はどんな日本文化が世界へ浸透していくのかが楽しみです。
 

 

カウシャさん(スリランカ)は、「沈黙」というテーマで、スピーチしてくれました。
スリランカでは、日本の静かな電車内の様子とは違って、知らない人でも気軽に話し合える関係性がすぐにでき、車内は常におしゃべりをする人で賑やかであることに文化の違いを感じていた。

そんな違いに対する疑問をアルバイト先の店長へぶつけると、沈黙することは相手の気持ちを思いやる心遣いでもあるという「沈黙」の素晴らしさを知り、日本の「沈黙」を大切にする生活をスリランカにも伝えたいというスピーチをしました。
 

 

審査の結果は、魏鍵さんが「神奈川県専修学校各種学校協会 横浜支部長賞」を受賞しました。魏鍵さんは「入賞したのは先生やサポートしてくれた仲間のお陰です。本当に良かったです。これからも、もっと頑張ります!」と意気込んでいました。
入賞のカウシャさんは、「大会に出場したことが自信につながり、貴重な体験となりました。」
と、緊張がほぐれた安堵感から笑顔で感想を話してくれました。

スピーチコンテスト終了後は、出場者たちとの交流もでき親睦を深め、更なる成長を感じることができた一日となりました。
 

 

【KARAOKE大会】

 

 

スピーチコンテストに続いて、第4回外国人留学生による日本語KARAOKE大会決勝が行われ会場を多いにわかせていました。本校から出場したセウワンディさん(スリランカ)は、決勝には出場できませんでしたが、予選会で熱唱したアンジェラ・アキの「手紙」が評価され、特別賞のユニーク・ユーモア賞を受賞しました。

思いがけず特別賞を受賞したセウワンディさんは、「素晴らしい賞を頂けて、本当に嬉しいです。」と話してくれました。

日本で様々な目標に向って勉学に励む留学生仲間として、お互いに笑顔で苦労を労い、それがまた勇気となり、自信となり、日本文化や日本語に対する更なる熱意が注がれることとなるでしょう。

 

 

 

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