YSE BLOG

【情報ビジネス科】日産追浜工場見学レポート

平成27年3月5日(木)、日産追浜工場の見学に行ってきました。
追浜工場では車両組立を見学することができます。
東京ドーム37個分の広大な敷地には、物流エリア、生産エリア、
テストコースがあり、専用の港もあります。
こちらの工場では4種類の車種の組立をしており、
100%電気自動車とガソリン車を同一ラインで
同時に組み立てるという画期的な生産工程を実現しています。
まず、工場内見学前にスライドによる説明がありました。
カルロス・ゴーン社長のあいさつから始まり、日産の歴史について学習しました。
日本国内だけでなく、海外にも生産拠点を持ち、グローバル従業員数は16万名。
効率的な車体組立もさることながら、「人とクルマとの共生」をスローガンに
リサイクル活動、社会貢献活動、環境活動にも目を向けて動いている会社に
学生たちはたいへん興味を持っていました。

つづいて、バスにのって、物流エリアを見学です。
追浜工場は、湾岸にある工場であるため、コンクリートに囲まれたイメージでしたが、
実際は木々など緑に囲まれた場所にありました。
社員の方々が何年もかけて木を植えていったそうです。
環境に対する配慮もあり、とても感心しました。
学生たちが驚いていたのは、ドライバーズテクニックです。
湾岸に大きな船が停泊しており、ドライバは次々に船内に車を運んでいて、
さらに他の地域から輸送されてきた日産車が、船の中から次々と陸に運ばれており、
美しく駐車されていました。その丁寧で精密な運転技術にみんなびっくり。
そして、車両組立工場の見学です。
日産自動車では、お客様からの注文順に組み立てる方法でラインを流れており、
1台1台異なる車種となりますが、間違えないような工夫がされていました。
従業員が作業しやすい環境づくりも行われていて、
ベルトコンベアの素材が木材になっていたり、
クルマの高さが作業によって上下するようになっていたり、
人の手で作られている車体組立に学生たちは「すごいですね。」と
日本の技術を目の当たりにでき、嬉しそうでした。
そんな中、自律式ロボットがもくもくと材料を運んでいる姿を見て、
学生たちは「ちょっとかわいい」と言っていました。
見学が終わり、レクチャー室に戻ると、
温かい紅茶が用意されており、みんなで美味しくいただきました。
ありがとうございます。
「他にも工場見学に行ってみたい」という声が多くあがり、
学生たちは日本の先進的工場の見学にとても興味を持ったようです。

 

みんなで記念写真♪ 

 

最新の電気自動車に実際に乗ってみたよ 日産工場すごいなぁ~ 

 

ここで働きたい! アフリカ横断した車

免許を持っている学生もいて、クルマにとても興味がある様子でした。
特に、電気自動車は30分でフル充電できることや、電気代の安さ、
CO2と排気ガスを出さないゼロエミッションを実現していると聞いて、
学生たちはカタログをしっかり見ていました。
日本の技術と品質に感動して、自分たちもこんな仕事をしたいなと、
期待に胸をふくらませる学生たちでした。
 

  to_yse_ib.jpg

コメント