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【キャンパスニュース】学校法人名が、YSE学園に変わりました。

 平成25年(2013)3月21日、本校の学校法人名を、YSE学園に改称しました。
 
看板もお色直ししました。

本校は、
昭和54年(1979)に横浜駅西口に、神奈川県下初の情報化人材育成をめざした企業内学校「横浜コンピュータアカデミー」として誕生し、昭和56年(1981)には「横浜電算学院」と改称しました。
昭和63年(1988)には、情報化人材育成連携機関委嘱制度の発足と同時に、通産大臣より情報化人材育成連携校の委嘱を受けました。企業内学校でこの委嘱を受けることができたのは、日本全国で4校だけでした。
平成4年(1992)に、現在の希望が丘の地に新校舎を建設して、学校法人扶桑山田学園専門学校横浜電算学院として、新たなスタートを切りました。平成11年(1999)からは毎年公共職業訓練にも取り組んできました。
平成18年(2006)に、産業界のニーズに応えて組込みシステムを担える人材育成を目指した「システム工学科」を開設し、同時に学校名を横浜システム工学院専門学校(YSE:Yokohama System Engineering college)に改称しました。
近年は、YSEというプレフィックスを冠した本校の学生チームがロボコンで大活躍をしていることは、いろいろなメディアや紙面だけでなく、本校のブログでも紹介している通りです。


平成25年(2013)3月には、今後の高度職業人育成機関を目指し、法人名をYSE学園(YSE:Yokohama Skill-development Educational institution)に改称しました。
最近、東京大学や早稲田大学で検討が始まったクォーター制については、YSEではすでに3年前より全校的に実施しています。クォーター制は、「技術習得には、長い期間にわたってだらだらやるよりは、科目数を絞って、短期間に集中的にやったほうがいい。」という経験から出てきたYSEの教育ノウハウの一つです。
ITが普及する前の時代の教育制度・教育体系と比較すると、授業スタイルひとつをとっても、ペンでノートをとる時代から、キーボードでノートをとったり、デジタルカメラでノートをとったり、動画で記録をしたりと大きく変わりました。スマートフォンやタブレットで講義中に検索したり、演習をすることも当たり前になりました。モバイル機器やネットワークを使う学びは、もはや講義の一部です。
学習環境がこれだけ変わると、ITが普及する前の時代に定義されていた、講義科目、演習科目、実習科目の単位計算の定義は、もはや見直さざるを得なくなっています。
専門性というときには、大学のアカデミックな理論的専門性と、専門学校の技術をベースとした実践的専門性に分けられますが、今後、専門学校の位置づけも大きく変わってくるものと思います。
本校は、時代の変化とニーズを先読みして果敢に新しいことに挑戦していく専門学校としての役割を担うことを覚悟して、法人化21年目の今年の春に、「学校法人YSE学園 横浜システム工学院専門学校」として、リニューアルしました。
昨年は新校舎も建設し、現在はA棟として使っていますが、この校舎のカラーは、ブルーで統一しています。ブルーは希望を表すカラーで、天井なしのカラーと言われます。空を見上げると淡いブルーが濃いブルーになり宇宙へと続きます。
 デジタルとアナログの良さを生かした最新の電子黒板で授業   オープンテラスでお弁当

本校のスクールカラー「ブルー」を学科のカラーにもしているMR科は、ロボコンで活躍した学生達が卒業後も天井知らずで成長します。先日も卒業3年目の卒業生が来校したので聞いてみると、「仕事が面白い」と言っていました。
色に例えれば、Blueだけではなく、GreenもRedも必要です。3色の組み合わせで、多彩な色が表現できます。
本校は、Greenを担う情報システム科と、Redを担う情報デザイン科があり、Blueを担うモバイル・ロボット科とあわせて3学科でコラボレーションをしながら、多彩な色を実現できる人材育成に取り組んでいます。
「YSE」は、専門学校とそれをとりまく厳しい状況の中でも、職業人育成という専門学校の使命をブレることなく果たしているところです。

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